2012/06/09(土)劇場版「ペルソナ4 ジ・アニメーション」The Factor of Hope

行ってきました。ネット予約した座席のチケット引換が、二次元コードをかざすだけで今はできるのね。

【物販】
一年半前の、ガンダム00劇場版の記憶があって早めに映画館に到着しましたが、パンフはもちろん、トートバッグ(ポケットなしのランチトート程度の大きさ)、タンブラー、キーホルダー、クリアファイルはありました。Tシャツはなかった。あの映画館は初めからなかったのかもしれません。タロットカード柄のは欲しかったですが。

【全体的な感想】
良かったです。
開始から1時間22分までは、実質テレビアニメの総集編で、寝ててもいいかもしれない。それでも、大型シャドウ戦の見所がまとまっているし、細かいところがわかりやすくなっていると感じました。例えば、足立戦で鳴上が足立に銃で前髪をこづきまわされる直前というタイミングで、電撃かなにかで両腕を縛られたのがはっきり分かった。仲間のペルソナが変異したのも、最初の千枝で、トモエから魂が出る→カード→青く光る変異体、という流れをやって、はっきり変異過程を分からせていた。あと、足立戦後半で、TVアニメ2期OPがかかったのが良かった。

【深入り】
まだ見てない人にはネタバレになる部分は避けようと思います。ぼんやりと言うなら、TV版12話に近い、視聴者/観覧者を惑わせるような構成になっています。
鳴上のシャドウがテレビの中でしゃべるのを、実体が涙を流しながら聞いている演出は感動的でした。他に背筋が凍るような場面も。
ゲームペルソナ3でカラオケエンドが、絵としてみたら不幸に見えないように、ペルソナ4でも今回の真エンドより、アニメ25話で終わったグッドエンドの方が、ある意味では幸福なのかもしれない。(劇場版では否定されていますが。真実から目をそらして、居心地の良い状態に執着していると、マーガレットさんが目を覚まさせに来る)

【エンディングのあとCパート】
…とのツィッター情報はフェイントだったのだろうと思います。ペルソナ3劇場版制作が発表されました。カレンダーが2009年4月9日まで戻って(この時点でピンとくる。ついでに月齢表示にもなったそうですがそれは未確認)キタローが召喚機を右頭に当てて打つ演出は、DVDでは抜かれてしまうのでしょうね…。

【他小ネタ】
・生天目の目はこんなに大きかったっけ?
・日付を繰り返すたびに壊れていく主人公が怖い。
・アルカナと登場ペルソナ、技は何度も見て確認したい。新規のあの戦でアルカナの方は
正義→剛毅→月→刑死者→塔→節制→死神→悪魔→太陽→隠者→法王 なのは確認しました。

2012/06/09(土)ゲームとは別物

ペルソナ×探偵NAOTO


私には合わなかったです。
このような形でキャラを使い捨てにするのは勘弁して欲しい。

性別が知られてない状態で女性として潜入する場面もあるのに、あんなつまらない場面で女性とばらして、その犠牲的行為が報われていない。
最初のグラビアもそうですが、もうこれで「少年」探偵としては通らない。かといって、直斗が自らのジェンダーを積極的に受けて入れたという話でもない。

そんなに水着(姿の女性)を晒したいのか?
胸が大きければ何でも大目に見てもらえるのか?

(男性としては小柄で、理屈っぽく融通のきかない性格が
女性であるとわかったとたん風あたりが柔らかくなって仕事がしやすくなる、というのは真実かもしれないが、それはそれで怖いです)

2012/05/03(木)ペルソナ4 アニメーション

P4Gの発売まで淋しかったので、アニメの1巻と4巻を借りたらはまってしまいました。この番長かわいいわ。花村も、最初ゲームのプロモーションで声を聞いたときは好きになれなかった記憶があるけど、普通にいい奴だし。結局、英語版リリースを待たずにDVDを全巻揃えることになりました。

前半分のEDが気に入ってしまって繰り返し見ているのですが、これ、その話で開いたコミュのカードが最初と、最後番長が掴むところに落ちてくるだけでなく、途中の散ってる分も毎回開く場所が変わっているのですね。落ちてくる順番と、画面に登場する順番が少しずれている(近いカードは早く移動するためにその分登場が遅れる?)ために、まだ正式な番号が確認できていません。

そして、これ前半しか流れてないので、全部のカードが開いたバージョンは結局放映されていないのですね。それとも、映像特典で最終巻には入れてくれるのだろうか。

2011/09/03(土)CD感想「感応時間」

感応時間2 感応時間4

今までにシリーズの5まで出ていますが、試したのは2と4です。疲れが溜まっていたので、催眠効果を期待して買ってみました。

物語仕立ては、どちらもあまり乗れませんでした。どちらかといえば、執事になってこちらをお嬢様扱いしてくれる方が好みかと思ったのですが…。ダミーヘッドマイクの効用か、それともストーリーに隠された導入部分のシナリオが優秀なのか、「催眠」にはかかったみたいです。(途中から記憶がない)ただし、疲労回復になったかというと…。ふだん使わない部分が疲れました。例えて言えば、体調の悪いときに昼寝して起きたみたいな。

あと、緑川さんの方は導入部早口すぎです。ここは明らかに演出のミスだと思う。この点から、2は声優さんのファン以外はお勧めできません。

2010/12/24(金)優しいヒーローの幸福

小花美穂Deep Clear

一応Amazonのリンクは貼ってありますが、役に立たないかもしれない。12/23にネットで知って本屋に行って残り2冊で、夜にまた寄ってみたらもうなかったから。
追記:その後また行ったら入荷していました。

アニメ化された「こどものおもちゃ」には、ヒロインを好きな男の子が二人いて、くっつかなかった方の直澄くんがこの本に収録されている、番外編のMysty Blueで出てきます。混血児で生まれてヒロインと同じ孤児院で育って、苦労が他人に対する深い気遣いとなって熟成していた彼が、26歳現在では愛する人を得て幸福に暮らしていることを垣間見れる作品です。

18ページのこの短編のために700円のこの本を買って後悔はしませんが、(私は表題作も面白かったですが)最初に書いた通り17日発売のこの本が既に品切れ状態なことの方が問題かも。このMysty Blueは、連載ものの単行本には収録される可能性が低いので…。

追記:2011.1.10
「子どものおもちゃ」7巻で、直澄のお相手俳優を確認しました。(ドラマ発表の記者会見、紗奈が監督に意見している場面で「まあまあ」と宥めている)優しそうな人でよかった。